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  • 執筆者の写真Junco Iida

国の制度に縛られ、政治家不在の過疎




中学生の時、森田健作主演のTVドラマ おれは男だにハマり、学校の決まり事に納得いかないと、何かと抗議して先生を悩ませていました。高校生になっても、その姿勢は変わらなく、前例にしたく無い学校側に、例外として認めさせた事もありました。森田健作さんは、その後政治家になり、千葉県知事になりましたね。高校生の頃はファンクラブに入り、大船の松竹撮影所に3時間かけて電車を乗り継ぎ、何度も行っていたので、旅の面白さを知るきっかけになったように思います。


飲料水の制度は国の決まりで、100人以下の場合は塩素を入れなくても良いが、補助金で簡易水道を設置した場合は塩素を入れることになっています。私が移住した地域は100人以下で、今では30人以下になりました。水源の管理から貯水槽の掃除、集落で当番制にし、塩素を入れずに、検査の時だけ塩素入りの水を提出していて、大腸菌等で問題が起きたことはなく、元気で長生きしています。規則違反とは言え、誤魔化しても義はあると思います。


私はエジプトやインドで水にあたり、酷い下痢になったので、腸が弱く免疫力も弱かったと思います。ここの湧水のお陰て、免疫力も高まり、コロナ禍でも不安なく過ごせていましたが、この春から管理が行政に移り、規則だからと塩素を入れられてしまいました。集落は高齢者ばかりで、管理は難しくお上に意見を言うことは出来ず、諦めています。浄水器をつけましたが、洗濯もシャワーも臭い水が出てきます。


飲める水に塩素を入れ、安定する為に毎日見回りに行政から委託された人が来ています。経費は全て国からの補助です。これまで大腸菌は発生していないけれど、今後はどんな菌が発生するかは分からない、、、が行政の方便ですが、大気汚染は行き過ぎた資本主義の為で、本末転倒です。湧水で健康維持をしているのに、税金使って塩素を入れていてる。


村長も議員も誰も国に意見をしないのは、自然を守ることに関心がないのか?国の言われるままでは政治家は必要ないし、道路ばかり良くしても、山河は死んでいく。山村の飲料水は同じような事が全国各地であるだろう。湧水が飲める集落は、移住先として価値があるし、同じような意識のある人達が住めば、共同体として持続可能な集落が可能です。


政治家志望の人や、共同体作りに興味のある人、水の制度を地域ごとに検討し画一的にしないよう、今後どうやって活動したら良いか、実践に繋げたいと思う。



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