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  • 執筆者の写真Junco Iida

国栄えて山河滅び





奈良県南部の山間地、紀伊半島の陸の孤島と言われた十津川村に移住して30年。

村も国も栄えて権力とお金に支配され、山河は削られ病は増え、戦争は終わらない。

ジャニーズに始まり、宝塚、日大、エネオス、ダイハツ、、巨大組織の綻びも止まらない。 中学卒業の文集で、自分で敷いたレールを鈍行列車のように進むと書いてから半世紀、伝統や制度に支配されないように我が道を歩き、価値観を共有できる仲間と出会う。家族制度の犠牲になったような環境も、自立心が育ち、過去は考え方で新しい価値に変わると実感する。自分探しの旅を、日本も世界もゆっくりと周り、たどり着いたのが自然と向き合う丁寧な十津川村の暮らしでした。


コロナ禍で多くの人の人生観が変わり、流れが変わり、道を求める求道者も増えてきたように思います。昭和のような暮らしを懐かしみ、新しいテクノロジーも取り入れ、心身共に元気になるように暮らしています。前期高齢者になった今が最も元気で、熊野古道トレイルラン30kも完走している。努力と思考にお金は要らず、マクロビ的玄米食も昭和の終わりに初め、マラソンも半身痺れたのを機に25年、一本歯下駄で姿勢や噛み合わせが良くなり、持続は金なりです。まるで導かれたような人生なので、最終章は次世代に繋げようと思う。


東京オリンピックに続いて、大阪万博、、、戦前の夢は時代遅れで、国破れて山河ありならば良いけど、国も山河も滅びるようなこの頃。税金も水も流れが悪く、身体の気流も血流も悪ければ、病は悪化するばかりです。器具の不具合の時は再起動する場合もあるけれど、リセットしないで同じ事を繰り返しては、何れは再起不能になる。


心身再生の村を掲げた十津川村には、まだ懐かしい生活古道が山中に残って、湧水が飲める生活が出来る。国の制度はあっても人権意識があれば、個人の生活は守られる。教育・医療も多様的になって来ているので、思考や感性の繋がりで未来に繋げたい。


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